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2008年3月10日 (月)

平成20年第1回定例会-03月10日-07号 平山たかし・個人質疑

◆(平山たかし議員) 日本共産党鹿児島市議団の一人として、個人質疑を行います。
 なお、質問の一部を割愛いたします。
 まず、人工島問題についてお伺いをいたします。
 人工島建設は、漁業補償十六億三千五百万五千円の積算根拠など、いまだに明らかにされていない問題点が数多く残されておりますが、今回は、去る二月二十二日の本会議の補正予算にかかわる質疑の中での指摘が、いまだに明確な答弁が示されておりません。こういうことを含めて今日的問題点の幾つかに絞って、県当局並びに市当局のその後の対応についてただしてまいります。
 平成十九年度の人工島問題の特徴は、二百二十億円をかけて完成したのは観光船の着く港だけ、その九割以上は借金、これからも二十年はその借金返済が続く。さらに建設を進めれば、これからさらに約一千億円の税金投入となるでありましょう。したがって、一部供用開始された今日のその状況を見ての税金投入の費用対効果が問われてきているのであります。
 まず、第一の質問は、海洋汚染の要因となります汚濁防止膜を外しての土砂投入問題についてであります。
 人工島への海上からの土砂投入は、土砂投入船が埋立場所に入るわけでありますから、汚濁防止膜を外しての土砂投入の工事が行われてきている。海洋汚濁防止膜を上げて土砂投入の船が行き来をするわけでありますから、当然、船だけでなく、土砂や汚濁した海水も埋立地から外に出ていくことになります。船は行き来しても土砂は流れ出ないとはならないわけであります。
 したがって、平成十九年度の海上からの土砂投入の作業日は何日に上っているのか。また、海上からの土砂投入作業の際は、当然、汚濁防止膜を外しての工事が行われてきていると判断をしてよいか。その結果をお示しをいただきたいのであります。
 答弁願います。

◎建設局長(山中敏隆君) お答えいたします。
 船通し区間の汚濁防止膜の運用状況につきましては、県によりますと、「市の要請を受けて再度調査したところ、平成十九年四月から八月までは、海上からの土砂搬入などのため、船通し区間を通行する関係業者が汚濁防止膜のあけ閉めをすることとしていたことから、正確な回数の把握がなされていないが、十九年九月一日から二十年一月三十一日にかけて、汚濁防止膜をあけた日数は九十二日となっている。また、船通し区間の汚濁防止膜については、海上土砂運搬など船による作業を行う場合に、土砂の流出がないことを確認した上であけることとしている」とのことでございます。
 以上でございます。

◆(平山たかし議員) 改めての調査要求にかかわる答弁がなされました。この写真は、私自身が撮ってきたものです。借りてきたものではありませんが、この写真のように、汚濁防止膜をあけたままの作業というのが四カ月間に約九十日以上、あけたまま作業をしている。その実態を初めて明らかにされました。作業日数の六割以上は、この膜をあけたまま作業をやっているわけでありますから、これでは海洋汚染の要因になることは明らかであります。このことは、きょう明らかになった問題を含めて、大問題になるでありましょう。このことを指摘をしておきます。
 次の質問は、昨年来からの市議会でただしてまいりました国際観光船の平成二十年度の寄港予定隻数についてであります。人工島に寄港予定の国際観光船の寄港隻数は幾らになるものか。国内・国外船ごとにその船名とその隻数についてお示しをいただきたいのであります。
 また、平成二十年度入港予定の観光船は、県当局の発表した観光船の入港予想の何割となるものかお聞かせをいただきたいのであります。
 以上、答弁願います。

◎建設局長(山中敏隆君) お答えいたします。
 県のホームページでマリンポートかごしまにことしの四月から十一月までに入港予定となっている観光客船は、船籍が国内のものは、飛鳥Ⅱが四回であり、船籍が国外のものは、スピリット・オブ・オセアヌスが五回、ダイヤモンド・プリンセスが一回、合計六回の予定でございます。
 国内船籍と国外船籍を合わせた平成二十年四月から十一月までの八カ月間の入港予定は十隻になりますので、県が平成十一年の経済効果の中で示された年三十二隻の約三割となります。
 以上でございます。

◆(平山たかし議員) ただいま答弁をされました平成二十年度の観光船の寄港予定に基づく実績については、年間四億七千万円の経済効果ありというふうに県は説明をしていたわけでありますから、鹿児島県当局だけではなくて、市当局におかれましても、みずから検証をされますよう要請をいたしておきます。機会がありましたら、またお尋ねしてまいります。
 次の質問は、三週間前の市議会建設委員会で初めて明らかになった鹿児島市への新たな負担問題についてであります。
 補正予算の審査の中で、人工島の上物整備について金額にしますと約一千六百六十五万六千円が、鹿児島市への新たな負担要素として請求をされている実態が明らかになりました。
 質問の第一は、新たな負担要素は、明らかにこれまでの市当局の本会議や関係委員会の答弁とは食い違っているというふうに私は判断をいたしております。この点をどのように整理をされるのかお答えいただきたい。
 第二に、平成十九年度の新たな負担要素となった工事内容を明らかにされ、また、その負担の対象となった工事金額の精査は行われたのかお聞かせをいただきたいのであります。
 第三に、今回の負担要素は、鹿児島県の当初予算では、県単独事業として予算計上されていた、そのとおりか。そうであれば、鹿児島県の単独事業分を鹿児島市の負担として請求をされたことになりはしないかと思いますので、そのことについての見解をお聞かせをいただきたい。
 第四に、新たな要素の負担についての関係委員会での質問に対し、鹿児島市当局のこれまでの答弁との整合性、あるいはまた、その負担の内容などもはっきりしていないもとでは、新たな負担は執行を留保しなさいという関係委員会での全会一致の結論が出されています。したがって、このような市議会の意向を県当局に伝えられたものか。また、そのことについての鹿児島県の対応をお聞かせをいただきたいのであります。
 以上、四点について答弁を求めます。

○議長(小森こうぶん君) しばらくお待ちください。

◎建設局長(山中敏隆君) お答えいたします。
 マリンポートかごしまにかかわる本市負担を伴う事業内容は、平成十八年度までは橋梁、道路、岸壁、廃棄物埋立護岸と整理されておりましたが、十九年度から緑地の整備が追加されたことから、去る二月二十二日の本会議の答弁では、鹿児島市の負担を伴う平成十九年度の事業内容は、橋梁、道路、廃棄物埋立護岸、緑地の整備と申し上げたところでございますが、しかしながら、これまでのマリンポートかごしまにかかわる審議の経緯等を踏まえますと、新たな負担につきましては、事前の議会への報告・説明など慎重な対応をすべきであったと考えております。
 十九年度に本市の負担が伴う緑地整備の内容につきましては、一期一工区の先端部におけるれんが舗装が九百四十七平方メートル、重力式擁壁が一式、あずまやが一基、転落防止さくが百十三メートルであり、一期一工区の基部における張り芝が三千三百八十平方メートル、ワシントンヤシの植栽が四十五本、アコウの植栽が五本、コンクリート舗装が三十三・八平方メートルで、本市の負担額は一千六百六十五万六千円となる見込みとのことでございます。なお、今後、これにつきましては、金額並びに現地確認等のさらなる精査も行いたいと考えております。
 平成十九年度に本市に負担を求められている緑地整備につきましては、県の当初予算において、本市に負担を求める補助事業として計上していたとのことでございます。
 建設委員会から、マリンポートかごしまの緑地整備に係る市の負担金については、過去の負担金との整合性の精査内容並びに緑地整備の内容について速やかに報告を行うこと、また、それまでの間の緑地整備に係る負担金の執行を留保することとの要請があった旨を県に速やかに伝えたところでございます。
 県としましては、補助対象事業の緑地整備につきましては、本市に負担を求めたいとのことであり、先ほど申し上げました緑地整備の内容等について回答をいただいたところでございます。
 以上でございます。

◆(平山たかし議員) 新たな負担要素についての事前の市議会での説明もなされていないわけです。そのことを含めて考えてみますと、新たな負担は当然と言わんばかりの補正予算の提案そのものも、これまでの姿勢とは異質の答弁、基本姿勢というふうに言わざるを得ません。
 また、負担内容の精査については、金額を含めてこれからということでありますから、こういうような計上の仕方をやっておりますと、負担の内容はわからないが、金額を請求してきたから予算計上すると、これまでにもそういうふうになっていたのではないかというふうに言わざるを得ません。こういう状況の中では、補正予算の執行を留保されたいという議会一致の決定の重みを、改めて自覚されるべしというふうに申し上げておきます。
 新たな質問に入ります。
 この三月定例議会では、これまた新しく平川道路の公有水面埋立議案と人工島建設の問題点が出てまいりました。第一〇五号議案の公有水面埋め立ては、平川道路の道路拡幅を目的としている埋立計画でありますが、この埋め立ての出願者は、国土交通省九州地方整備局です。国交省九州地方整備局が、鹿児島港港湾管理者代表の伊藤知事あてに、平川道路にかかわる公有水面の埋立願書を提出したものでありますが、私は、この埋立願書の写しを改めて取り寄せて精査をしてみました。この中で、人工島の埋め立てと平川の公有水面埋め立てと比べてみると、人工島問題のずさんさが改めて明らかになってまいりました。
 第一の質問でありますが、人工島と平川道路、この二つの埋め立てのやり方は、一方は陸上からの運搬、人工島では土砂の投入が海上からと陸上からの二つの工法で行われている違いがあります。この二つの工法の違いというのは、明らかに水質汚染対策について、海洋汚染の度合いに違いが出てくることがはっきりとしました。
 お伺いしたいのは、平川道路の公有水面埋め立てと人工島の公有水面埋め立ての二つの投入土砂方式の違いによる水質汚濁にかかわる影響の違いについて、鹿児島市当局の見解をお示しをいただきたいのであります。
 答弁願います。

◎建設局長(山中敏隆君) お答えいたします。
 平川道路の公有水面埋め立ては、陸上からのみの埋立土砂搬入であることから、汚濁防止膜が常時設置された状態であり、マリンポートかごしまの公有水面埋め立ては、海上からの埋立土砂搬入も行われていることから、汚濁防止膜が常時設置された状態ではないという違いがございます。このようなことから、マリンポートかごしまにおいては、汚濁防止膜の開放時において土砂が流出する可能性が懸念されます。
 以上でございます。

◆(平山たかし議員) 人工島建設のやり方・工法では、海洋汚染問題が改めて問題になってくることが明らかになりました。
 この問題の二つめの質問をいたしますが、次は、人工島の岸壁における地盤高問題です。人工島は、現在の岸壁の高さでは、完成をしても大潮の満潮時には、べたなぎの日でも、岸壁の天端高近くまで海水がひたひた来るのではないか。台風のときなど、人工島が完全に冠水をするのではないかと指摘をしてまいりました。
 ところで、今議会での第一〇五号議案の公有水面埋め立ての平川道路の地盤高は、この埋立願書を見ますと、実に七メートル六十一という表示がされている。平川道路はそれより四メートル上がっているわけです。天端高十一メートル六十が平川道路の天端高です。そういう点では、この土台の天端高よりも三メートル八十も、約四メートルも低い人工島の天端高です。さらに、平川道路のさらにそれよりか四メートル積み上げた、そういう状況を含めると、人工島のまさに現在の三メートル八十の天端高、これは平川道路自体が幾重も堤防で囲まれているのに、人工島は、錦江湾の中に突き出ているにもかかわらず、この天端高は、なぜこのような状況になってきているのか。なぜ、こういう違いがあるのか。市当局は、その違いをどのように考えておられるものか。しかとお答えをいただきたいのであります。

◎建設局長(山中敏隆君) お答えいたします。
 平川道路の公有水面埋め立てにおける埋立地の地盤の高さは、鹿児島港の基本水準面DLプラス七・六一メートルであり、マリンポートかごしまの公有水面埋め立てにおける埋立地の地盤の高さは、一番低いところが基部の緑地でDLプラス三・三〇メートル、一番高いところが東側先端部の緑地でDLプラス七・〇メートルとなっております。この違いにつきましては、波の条件や背後の土地利用等を考慮して、国の定める基準に基づきそれぞれ設定され、施工されているものと考えております。
 以上でございます。

◆(平山たかし議員) 人工島は高いところで七メートル六、低いところが三メートル三十、海水は、高潮は三メートル三十のところまでしか行かないんですね。高いところにしか行かなくて、三メートル三十のところに波は行かないんですか。その認識について改めて再度答弁をいただきたい。

○議長(小森こうぶん君) しばらくお待ちください。

◎建設局長(山中敏隆君) 高潮等につきましては、波については一律に岸壁等に行くものと思っております。
 以上でございます。

◆(平山たかし議員) 県当局の考え方をそのまま言われるからこんな矛盾が出てくるんですよ。やはり鹿児島市としては責任を持って、負担金を払うわけですから、それなりの問題点を考えて対応をされるべきというふうに申し上げておきます。
 今回の質問でも新しい問題点が明らかになってまいりました。これまでその都度、人工島問題を取り上げてまいりましたが、将来展望ない人工島の実態は、いよいよ歴然としています。事業を即刻中止し、限りある財源を市民・県民のために使えという立場での追求を私の政治信念としてこれからもただしてまいりたいと、このように考えております。
 新しい質問に入ります。
 次は、身体障害者手帳を保持されている方が、鹿児島市のいろんな施設を御利用されている際の施設利用料の減免制度の改善についての質問です。
 二月十八日、私は国道二百二十五号線沿いの私のなんでも相談所で、二十二日の個人質問の原稿を書いておりました。そこに体の不自由な方が、二階の私の相談所に体を引きずりながら訪ねてこられました。
 その方は、北海道から日本一周を目指して、三年と十三日かかり鹿児島に入ったという身障者の方の訪問でありました。三日間、鹿児島市内を回り、国道二百二十五号線を喜入町に向けて電動シニアカーで、時速六キロから七キロで旅を続けてきた。そのとき、なんでも相談所の看板を見つけ上がってきたという話に始まり、全国各地の福祉行政について話され、鹿児島市の福祉行政についての問題点についてもお聞かせをいただきました。その後の数日間、その方といろんな場面も体験をいたしましたし、また、電動シニアカーで日本一周に挑戦をされているこれまでのマスコミの報道にも接しました。
 その中で、私自身反省をさせられたのは、体に障害を持っておられる方々の目線でもって、私自身が本当に物事を真剣に考えて対応したかと、こういう点で反省をさせられました。この数日間のいろいろの思いはありますが、このことだけはぜひ改善が必要と考えましたので、今回質問をいたす次第であります。
 質問は一点のみに集中して改善を求めます。
 それは、身体に障害を持っておられる、身障手帳を保持をされておられる方々が、鹿児島市のいろいろな施設を利用される際の入館料等を減免する規則を改めて見直し、改善をすべきという点についてであります。
 かごしま水族館や鹿児島維新ふるさと館、そしてまた、鹿児島市のいろんな施設を利用される際、そのいずれも身障手帳の級の違いによって、また、身障の方でも年齢によって、市の施設に入場・入館をする際、減免を受けられる方と減免を受けられない方に分けられます。現行ではそのような規定になっている。
 マスコミでも報道されております障害者に優しいまちづくりを訴え、電動シニアカーで日本一周に挑戦のその方の言われた、身障の級によって差別すべきではないというその言葉が、私の耳に今も残っております。
 質問の第一、北海道を出発をして日本一周を目指しておられるその方への援助については、鹿児島市当局にも御相談を申し上げ、各面から御協力をいただきました。その思いをお聞かせをいただきたい。
 第二に、身障の級によって差別すべきではないという言葉は重みがあります。長崎市では、身体障害者手帳を所持する者は身障の級の違いによって区別することなく同じ減免を行うと、こういうふうになっています。その長崎市の市長は二月五日付で、中核市の市長あてに、障害者に対する割引制度の照会を行い、さらなる改善を目指しておられるようでありますが、これは答弁については森市長にお答えをいただきたいのでありますが、ハード面だけでなく、ハートに響く心のこもった優しさあふれる愛に満ちたハートフルな施策の推進のために、現行の減免制度を改善していただきたいのであります。全国に誇れる身障者に優しい福祉のまちを目指し、森市長の決断を求める次第です。
 森市長の答弁を含めて求めます。

◎市長(森博幸君) 平山たかし議員にお答えいたします。
 本市では、障害者基本法に基づき、障害の有無にかかわらず、すべての人がお互いに尊重し支え合いながら、地域の中でともに生活をする社会を目指すというノーマライゼーションを基本理念として、障害のある人も安心して健やかに暮らせるまちとなるよう、各種施策を進めているところでございます。その中で、施設利用の際の減免につきましては、一定の障害を持つ方を対象として実施をしており、障害者の社会参加の促進や負担の軽減に寄与しているものと考えております。
 おただしの減免等の取り扱いにつきましては、各都市の減免等の状況等も調査し、障害の方々がより社会参加を促進できるように制度を研究させてみたいと考えております。

◎健康福祉局長(邦村昇蔵君) お答えいたします。
 おただしのありました電動車いすで日本一周を目指している方につきましては、全国の福祉の現状につきまして、体験されたことに基づき、障害者に優しいまちづくりを訴えるということでございました。お体が不自由な方御自身が全国を回って訴えておられることにつきましては、意義のあることだと感じだ次第でございます。
 また、その方が滞在中に御不便なことが起きたことから、私どもといたしましてもできるだけの対応をしましたし、ボランティアを通じての支援も行ったところでございます。
 以上でございます。

◆(平山たかし議員) 森市長におかれましては、ぜひ十二月議会前までにはこの改善をされることを要請いたしておきます。
 次は、喜入支所庁舎、喜入公民館、南消防署喜入分遣隊の整備について、平成十七年九月議会で問題点を指摘し、また、その後の要望をいたしてまいりましたので、その検討結果を含めてお伺いをいたします。
 第一は、喜入支所庁舎は、旧五町の中でも飛び抜けての老朽庁舎と言えます。現庁舎を整備する必要性について具体的にお示しをいただきたい。その上で、整備に当たっての課題と今後の整備方針についてお聞かせをいただきたい。
 答弁願います。

◎市民局長(四元正二君) お答えいたします。
 喜入支所庁舎は、竣工後四十五年が経過し、老朽化が進んでおります。空調設備や浄化槽を初めとする設備の更新が必要な状況でございます。また、エレベーターが設置されていないなど、バリアフリー対応が不十分であり、現庁舎の改修だけでは課題を解決できないと考えております。今後、整備に当たりましては、バリアフリー構造を実現するとともに、わかりやすい配置の窓口にするなど、市民の皆さんにとって利用しやすい庁舎として整備したいと考えております。
 以上でございます。

◆(平山たかし議員) 次は、これまた老朽化して使い勝手の悪い喜入公民館についてであります。
 現状をどう分析をされ、どのような問題点があると思っておられるのか。課題とともに、今後の整備方針についてお聞かせをいただきたいのであります。
 答弁願います。

◎教育長(石踊政昭君) お答えいたします。
 喜入公民館は、旧喜入町の町民会館として昭和四十三年に建設され、三十九年が経過しております。課題といたしましては、三階にある図書室や一階正面入り口の階段などにバリアフリー対応面で問題があること、他の地域公民館と比べ研修室の数が少ないこと、さらには老朽化に伴う施設自体の劣化、耐震補強工事の必要性があることがございます。
 今後の整備につきましては、喜入支所、喜入分遣隊との一体的な整備を進める中で、多くの市民に親しまれ、機能的で利用しやすい施設にしてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◆(平山たかし議員) 次は、さらに悪条件の喜入公民館の中にあります図書室の現状についてであります。このことについては、過去、合併協議のその際にも問題点を指摘いたしました。当局におかれましては、図書室の現状について、どのような問題点があると認識をされておられるのか。また、今後の整備方針について考え方をお聞かせをいただきたいのであります。
 答弁願います。

◎教育長(石踊政昭君) お答えいたします。
 喜入公民館の図書室は、エレベーターもないことから、市民が利用しにくい状況にございます。また、三階にはトイレがないこと、台風や大雨の際には天井の一部から雨漏りがすることなどの課題がございます。新しい公民館では、利用しやすい一階部分に図書室を配置できるようにしてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◆(平山たかし議員) それぞれ庁舎並びに図書室を含めた現状の認識については、私どもと一致をしたようであります。
 次は、南消防署喜入分遣隊の役割とそれに比べての現状の問題点をどのように消防局としては認識をされておられるのか。その問題点とともに、課題、今後の整備方針についてお聞かせをいただきたいのであります。
 答弁願います。

◎消防局長(隈元一君) お答えいたします。
 南消防署喜入分遣隊の役割とそれに比べての現状の問題点でございますが、喜入分遣隊は、旧喜入町時代の昭和五十一年四月、喜入町消防本部及び消防署として建築されたもので、平成十六年の合併により南消防署喜入分遣隊として業務を行っているところでございます。同分遣隊は、本市最南部の旧喜入町地域を管轄とし、区域内に石油備蓄基地を所管するなど、市民の安心安全を守る防火防災拠点としての重要な役割を担っているところでございます。
 現状の問題点といたしましては、庁舎建築後、石油コンビナート等災害防止法等の施行に伴い、化学消防力強化のために、昭和五十四年、大型化学消防車など三台が配置されたことにより、車両台数が多くなり、車庫が狭く、また、高所放水塔車などの機能確認に必要な車庫の前面空地が不足するとともに、前面道路の幅員が狭いなど、車両の出入りに不便な状態が継続しており、分遣隊としての機能を十分に有していないことから、これらの課題を改善する必要があると考えております。
 今後の整備につきましては、喜入支所、喜入公民館との一体的な整備を進める中で、地域の防災拠点として、その機能を十分に果たすことのできる施設の整備を図ってまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◆(平山たかし議員) この問題の最後の質問をいたします。
 ただいまそれぞれ答弁をいただきましたが、それぞれの庁舎の一連の整備計画の推進に当たって、用地選定についての考え方についてお考えがあればお示しをいただきたい。
 それとともに、今後のスケジュールについてもお示しをいただきたいのでありますが、特に、喜入支所庁舎、喜入公民館、消防分遣隊、この庁舎は一体的な整備になるのかどうか。そういう点で基本的な考え方も含めてお示しをいただきたいのであります。
 答弁願います。

◎市民局長(四元正二君) 用地選定の考え方等につきまして、私のほうで一括して答弁させていただきます。
 喜入支所など三施設の整備用地につきましては、市民が利用する場合の利便性、防災拠点としての適地性、これまでの歴史的経緯等などの観点から、二十年度に基本計画策定を行う中で選定を進めてまいります。
 また、今後のスケジュールでございますが、二十年度におきましては、五月に利用者意向調査、その後、基本計画策定、パブリックコメント、基本設計を実施いたします。二十一年度以降のスケジュール等につきましては、基本計画を策定する中で検討してまいります。
 喜入支所庁舎などの一体的整備につきましては、利用する市民の方々の利便性向上を図るとともに、整備コストの縮減等も考慮し、喜入支所及び喜入公民館について、複合施設として整備することも視野に入れて検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◆(平山たかし議員) それぞれ御答弁をいただきました。
 五月には意向調査を行うということですので、関係住民の意向を踏まえられて整備計画を立てられますよう要望をいたしておきます。
 新しい質問に入ります。
 新年度予算に見られる対応策と、新年度の制度改善に見られる市民要望に対する森市長の対応策、さらにはその事業効果について質問をいたします。
 これまでに本会議で取り上げた項目、また当局に直接要請をし、平成二十年度に予算化された項目、さらには制度改善されたものがかなりありますが、幾つかの項目に絞ってお聞きをしてまいります。
 まず、取り過ぎた固定資産税を市民にお返しをする返還規定の改善についてお尋ねをいたします。
 昨年の六月議会、そして九月議会でこの問題を取り上げてまいりましたが、鹿児島市の現在の規定では、税の取り過ぎがわかっていても、税の返還は十年分しかさかのぼらない、こういう規定になっておりますので、十年以上に上る固定資産税の取り過ぎ分は、全く返還をされないのであります。市役所の手違いによって税を取り過ぎたのに、年限を切ってしか返還をされない規定は、市民の納税意欲を失うことにもなりかねません。他の都市の先進事例を示して改善策を要求してまいりました。現在の規定を改めることが、納税者の信頼にこたえる行政としての評価を受けることにつながってまいります。
 そこでお伺いしたい第一点は、昨年、問題提起いたしました時点の市民の側から見た他の都市の先進事例の実施状況を改めて明らかにしていただきたい。その上で本市の検討経過、また、どのように制度を改善をされるのか。さらには、制度改善が適用されるのはいつからなのか。以上の点についてお答えをいただきたいのであります。
 答弁願います。

◎総務局長(草留義一君) 固定資産税等返還金支払要綱の見直しについてでございますが、中核市、九州県都市三十八市を調査した状況を申し上げますと、地方税法の規定どおり五年としている市が三市、十年返還としている市が八市、また、原則は十年とするが、特例を設けて十年以上返還するという市が九市、ケースによって返還年数を十年あるいは二十年に分けている市が一市、二十年としている市が十四市、また、原則は二十年とするが、特例を設けて二十年以上返還するという市が二市、昭和五十四年度までさかのぼるという市が一市という状況でございました。
 本市といたしましては、これまで地方税法の五年の消滅時効の規定にかかわらず、返還金の支払い対象期間を十年としてまいりましたが、十年という返還期間の妥当性につきまして、ただいま申し上げました他都市の状況、さらに、本市の固定資産名寄帳などの保存状況などから、総合的に検討してまいったところでございます。
 見直しの内容でございますが、市民の税務行政へのさらなる信頼を維持し、税務行政の公正な運用を期するため、納税者の方が錯誤の事実を示す資料を退出されるか、あるいは重大な錯誤があるときなど、本市が保有する固定資産名寄帳などにより、課税状況や納付状況を確認できた場合は、平成九年度以降の期間を限度として、十年を超えて原因年度まで返還できる特例規定を設けたところでございます。改正要綱の施行は、平成二十年四月一日からといたしておるところでございます。
 以上でございます。

◆(平山たかし議員) 改善に向けての当局の努力を評価いたしておきます。
 次は、九年かがりで取り上げてまいりました交通不便地域へのコミュニティバスがいよいよ実現をします。本年九月ごろには、小型バスなり、ジャンボタクシーでの運行がスタートいたします。
 まず、第一の質問は、コミュニティバスの車両は、「あ、これは鹿児島市のコミュニティバスだ」と、すぐわかるような車両にすべきです。他の都市の車両については、こういうような工夫をされているというのを当局にもお示しをしてまいりましたが、やはり大事なことは、特徴ある車両をつくり、鹿児島市の新たな施策としてのイメージアップにつながっていく。また、どんな愛称をつけるか、ネーミングをどうするのか。このことについては、市民からも募集をするということも必要と思われますので、このことについての考え方をお聞かせをいただきたい。
 第二に、敬老パスでの乗車についても質問が寄せられてきておりますが、敬老パスでも乗車可能というふうに理解をしていいかお聞かせをいただきたい。
 第三に、本年九月ごろコミュニティバスがスタートをします。それでは、それまでの間の作業の内容とスケジュールをお示しをいただきたい。
 第四に、コミュニティバスのスタートまでに必要な要件として、道路の改善問題があります。交通不便地域への運行というふうになりますので、これまでの既存の道路の拡幅、あるいは側溝整備など、コミュニティバスの運行に必要な道路条件への整備が必要です。このことについての関係当局の考え方を含めて答弁を求めます。
 一括して質問をし、答弁願います。

◎企画部長(新地茂樹君) お答えいたします。
 新たに導入するコミュニティバスについてでございますが、車両のデザインに関しましては、本市のシティビューにおいてバス製造メーカーによる企画提案協議を実施しておりますので、こうした事例や他都市の事例も参考にしながら、利用者に親しまれるデザインとしたいと考えているところでございます。また、愛称につきましては、公募する予定としており、二十年度当初予算案において、所要の経費を計上いたしているところでございます。できるだけ多くの方々から御応募いただき、本市にふさわしい愛称となるよう努めてまいりたいと考えております。
 次に、敬老パスにつきましては、現在、松元地域など旧三町域で運行しておりますコミュニティバスにおいても利用可能なことから、同様の取り扱いにしたいと考えております。
 次に、運行開始までの作業とスケジュールでございますが、ただいま御答弁申し上げました愛称募集や車両のデザインを決定いたしますほか、運行を依頼するバス事業者を選定いたします。これらをおおむね六月ごろまでには行いたいと考えております。その後、選定したバス事業者において、運行開始に向けた道路運送法上の手続のほか、新たな車両やバス停の準備を行っていただき、九月には運行を開始したいと考えているところでございます。また、運行開始までに寄せられた地元の御意見等につきましても、対応可能なものにつきましては、運行計画にできるだけ反映をさせた上で運行開始したいと考えております。
 次に、現在計画しております運行ルート上には、バス停の設置や他の車両との離合に際し、道路幅員が狭隘な箇所も一部ございますことから、運行開始までに対応が可能なものにつきましては、関係部局とも協議しながら対応してまいりたいと考えているところでございます。
 以上でございます。

◆(平山たかし議員) 各面から検討が進められていることがわかりました。これまで小金井の事例など、私どもも具体的に提案をしてまいりましたが、その内容がやはり参考になったのではということを確信を持ちました。目的達成のために、準備を怠りなく進めていただきたい。また、関係当局、農林土木、そしてまた建設局、道路改善を含めたそういう対応については、ぜひ怠りなく進めていただきたいということを要請いたしておきます。
 次は、子供の病院代を無料にする、その対象年齢を引き上げてほしいとの三万七千筆もの署名にこたえられた予算措置についての質問です。
 これまで病院代全額無料の対象年齢は、鹿児島市はゼロ歳児まででありました。今回、三歳未満児までは医療費は全額無料という予算措置をされた。約一億二千万円の予算増。実に三十五年ぶりの改善です。大いに評価をいたします。その事業効果を含め提案理由をお聞かせをいただきたい。
 第二に、今回の改善を大いに評価をします。それとともに、改善をされたとはいえ、いまだに、それでもまだおくれているということも指摘せざるを得ません。したがって、中核市三十五市の中で、中学卒業まで、あるいは小学卒業まで、あるいは小学校就学前まで子供の病院代を無料にしているのは、中核市三十五市の中でそれぞれ何市となっているものかお聞かせをいただきたい。これは現状を改めて直視するということと、子育て世代の要求は極めて強い、このことについての認識を問う質問であります。
 以上、二点について答弁願います。

◎健康福祉局長(邦村昇蔵君) お答えいたします。
 乳幼児医療費助成事業につきましては、子育て支援施策の一つでありますことから、平成十九年度に助成対象年齢を小学校就学前までに引き上げたところでございますが、三歳未満の子供は病気にかかりやすく、これまでの乳幼児医療費助成の状況を見ましても、三歳以上と比較して申請件数が多いことなどから、二十年度からは、さらに三歳未満の幼児に対する医療費を全額助成とするものでございます。なお、今回の改正により、保護者の経済的負担が軽減され、安心して子育てできる環境づくりが促進できるものと考えております。
 次に、現時点で本市が把握しております中核市の状況につきましては、二十年度からの実施予定を含めまして、通院の自己負担なしの数で申し上げますと、三十五市中、中学校卒業までが二市、小学校三年生までが二市、小学校就学前までが十市となっております。
 以上でございます。

◆(平山たかし議員) この問題の最後に、森市長に伺います。
 さらなる充実に向けての市長の決意をお聞かせをいただきたい。
 答弁願います。

◎市長(森博幸君) 私は、子育て支援を市政運営の最重点施策の一つに掲げておりまして、二十年度予算案におきまして、乳幼児医療費の全額助成の対象者を三歳未満の幼児までに拡充をするとともに、すこやか子育て交流館の建設計画等、ハード・ソフトの両面から取り組むことといたしております。今後におきましても、だれもが安心して子供を産み育てることができる環境づくりに積極的に努めてまいりたいと考えております。
 さらに、乳幼児医療費助成につきましては、本来、全国どこでも同じように受けられるべきものと考えておりますことから、全国市長会や中核市市長会等を通じまして、国におきまして乳幼児医療費無料化制度を創設するように、引き続き強く要望をしてまいりたいと考えております。

◆(平山たかし議員) 子供の医療費問題は、窓口での取り扱いを含めて全国の都道府県の中で極めておくれている鹿児島県の実態がありますので、森市長におかれましては、子供医療費無料の対象年齢の引き上げ、そしてまた、制度の改善、そういう点では各面から引き続き努力をしていただきますよう、要請をいたしておきます。
 次は、新規事業であります小学校就学前の歯の健康づくり事業についての質問です。
 私自身、歯科医の方々の声や御意見を聞き、要望いたしてまいりましたが、なかなかよく考えられた提案がなされていると思っております。新しい制度に踏み切られたことを評価をいたしておりますが、この制度の内容と対象者数、そして事業効果についてお聞かせいただきたいのであります。
 答弁願います。

◎健康福祉局長(邦村昇蔵君) お答えいたします。
 これまで幼児の虫歯予防対策として、一歳から三歳まで六カ月ごとに歯科健康診査を、二歳及び二歳六カ月児にフッ素塗布を実施しております。新たに今回、翌年度に小学校入学を控えた幼児約五千五百人を対象に、歯科医療機関で歯科検診及びフッ素塗布を実施するものでございます。これにより、生え初めの永久歯の虫歯を予防し、健全な永久歯列の育成を図ることができると考えております。
 以上でございます。

◆(平山たかし議員) きめ細かな事業実施に踏み切られたことについては評価をいたしておきます。
 次は、青色防犯パトロールの車両に対しての燃料費補助についての質問であります。
 私が住んでおります東谷山校区は、青パトの第一号として自負している校区です。青パトの数も十台あります。ことし一月の校区公民館主催のたこ揚げ大会のときに、「ガソリン代など燃料費が高くなり、ボランティアだけでは大変。回数も減らそうかと思っている。何とかできないか」という相談を受け、そしていろいろと苦心をし、市当局にもお願いをいたしてまいりました。その経過については省略をいたします。青パトへの燃料費補助に関係者は大喜びです。私は、青パトに従事をされている方の実績報告書を実は本日お借りをいたしてまいりました。これがその報告書でありますが、ちょっと紹介いたします。
 「雨模様の夕方であり、各町内会とも人の姿は見かけなかった。先日、希望ケ丘町内会で、サポート隊の活動状況を話した。出席者は、サポート隊の拡声器の声を聞くと心強く思うというふうに話をされていた。安全は地域で守るという住民の意識が根づいてきたように思う」、それから、「日が暮れるのが早く、巡回中、公園などで暗いところで注意して回った。三、四人の中学生が路上で話をしていたが、早く帰るよう声をかけ、全体的に変わった様子は見られなかった。そして、その後すぐ帰った」。
 この実績報告書は、ぜひ関係の団体含めて、本当にボランティア精神が本当に発揮をされている、こういう状況が明らかでありますので、ぜひこの実績報告書などをこれまでも見られたと思いますけど、そういう点では、こういう思いというのをどういうふうに考えておられるのか。一つは明確にしていただきたい。
 さらには、新規事業の内容、予算額、その事業効果についてもお聞かせをいただきたいのであります。
 答弁願います。

◎市民局長(四元正二君) 青色防犯パトロール隊活動費補助事業についてお答えいたします。
 燃料費の高騰により、活動費の負担が大きくなり、積極的な防犯パトロール活動の展開が危惧される状況にありましたことから、緊急措置として青パト一台当たり年額一万八千円の燃料費助成を行おうとするものでございます。予算額につきましては、青パト台数を二百台と見込み、三百六十万円を計上したところでございます。
 効果につきましては、青パト隊は、お述べになりましたように、ボランティア精神に基づき、自主的に結成し活動されているところでございますが、本事業を実施することによりまして、用品支給と相まって、さらなる結成促進と活動の活発化を期待しているところであり、犯罪の抑止など地域の安心安全の確保に寄与されるものと考えております。
 以上でございます。

◆(平山たかし議員) 青パトの運行そのものが、私は、全国でも非常にユニークな事業というふうに考えております。さらに、その燃料費補助というのは、私どもが現在調査をしている中では全国でもほとんどない。そういう点では、今回の予算化によります事業効果を本当に期待をいたしておきたいと思っております。
 次は、谷山市民会館の建てかえ問題についてであります。
 昨年十二月議会でこの問題を取り上げました。建築後三十年経過をし、潮風に当たった建物は劣化が激しく、壁は剥離、モザイク模様の亀裂が入り、エレベーターもない、料理教室の調理台は排水パイプから水が逆流をするときもあると現状を申し上げ、抜本的改善策を要請をしてまいりました。新年度予算で、谷山市民会館にかかわる予算が計上されているようでありますので、その内容についてお聞かせをいただきたい。
 また、その予算の中に、谷山市民会館の耐震診断の予算も含まれているようでありますが、この予算は、耐震の結果では、今後の建てかえを視野に入れての予算措置と受け取ってよいか。そのことについては明確にお聞かせをいただきたいのであります。教育長の前向きの答弁を期待をいたします。
 答弁願います。

◎教育長(石踊政昭君) お答えいたします。
 谷山市民会館に関する新年度予算につきましては、施設整備事業費の中で、耐震診断の実施のほか、舞台の暗幕の取りかえ、排水パイプや舞台補修などの修繕費を計上しております。また、施設管理費の中で、維持管理に必要な通常の修繕費も計上しているところでございます。
 新年度には、耐震診断を実施し、建物の安全性を調査した上で、改修あるいは建てかえなど、施設の整備方針について各面から検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◆(平山たかし議員) 二十年度の予算についてお示しをいただきました。谷山市民会館の耐震診断をもとに、早い段階で新しい谷山市民会館に生まれ変わることを期待いたしておきます。よろしくお願いいたします。
 次は、市電の専用軌道への花と緑の緑化事業についての質問です。
 副都心谷山の玄関口であります市電笹貫電停から谷山電停までは、国道二百二十五号線と電車の専用軌道が並行している道路幅員を含めると約三十メートルの幅の道路空間であります。この道路空間には、笹貫三差路の一部以外には、花も緑もほとんどありません。
 市電専用軌道の緑化については、代表質疑での思いやりのある他の会派の応援をいただきました。まことにありがたいことです。したがって、これだけ応援があるわけでありますので、これまでの検討状況をお聞かせをいただきたい。
 第二には、先日の当局答弁では、各面から検討をしているとの答弁がありましたので、各会派の応援をいただいているわけでありますから、各面からの検討というその内容を具体的にお示しをいただきたい。また、いつまでにどうするのか、スケジュールについてもあわせてお示しをいただきたいのであります。
 以上、答弁願います。

◎建設局長(山中敏隆君) お答えいたします。
 市電軌道敷緑化整備事業につきましては、これまでの取り組みにより、併用軌道敷における緑化の手法はほぼ確立し、その効果につきましても、都市景観の向上、ヒートアイランド現象の緩和、騒音の減少など、さまざまな効果を検証したところでございます。また、芝生の維持管理につきましても、試行錯誤しながらおおむね順調な維持管理ができていると思っております。
 これに対しまして、専用軌道敷の緑化につきましては、車の進入や人が踏み込まないという利点がある反面、バラスト軌道であるという構造上の違いや専用軌道の幅、延長の点から、従来の確立した手法を適用することは難しい面があり、また、効果につきましても併用軌道敷と同等の効果を期待することは難しい面があるのではないかと考えております。このようなことから、専用軌道敷に応じた緑化のあり方を新たな観点から検討する必要があると考えております。
 専用軌道敷の緑化の検討につきましては、ある程度の期間が必要と考えており、一定の方向性を見出した後も、主要な電停付近でモデル的に緑化を行い、生育状況や効果などの検証を行うことも必要になるものと考えております。また、四キロメートルに及ぶ専用軌道区間の緑化に当たりましては、財源の確保につきましても検討しなければならない課題であると考えております。
 以上でございます。

◆(平山たかし議員) 副都心の玄関口であります笹貫―谷山電停の専用軌道、ぜひ花と緑の空間の創出、このことについてはぜひ計画を練っていただきたいというふうに考えております。まず、そのためには、今、答弁がありましたが、谷山電停付近で一つのモデルをつくって、あの専用軌道の中でどういうふうにしたらこの幅の広い空間を潤いのあるまちづくりに生かしていけるのか。そういう点でのテストモデルをぜひ二十年度実施をしていただきますよう、心から要請をいたしておきます。
 本日は、私自身、今任期最後の本会議質問になると思っておりますので、人工島問題について申し上げておきたいと思っております。
 本会議の中で、また委員会の中で、市議会での追求で、市議会での質問で、人工島計画のずさんさが次々と明らかになったというふうに思っております。県当局がその非を認めて改善をした内容も十九年度もいろいろありました。八千万円かけた人工島の休憩所も、たび重なる追求で、当初、国際観光船が着く日だけあけるという方針から、ついに二月二十五日からすべての日にあけるというふうに、全面開放になったという点では、やはり市議会での人工島問題についての役割というのは、やはり極めて大きいというふうに考えております。
 そういう点では、当局におかれましても、やはり市議会のその心を大事にして、その意思を大切にしてこれからも対応していただきますよう、森市長を初めとして関係当局に心からお願いを申し上げ、私の個人質疑のすべてを終わらせていただきます。

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